まず、過剰に派手な装いは避けるようにましょう。スカートの丈が短すぎる、大きく胸の空いたデザインなど過度な露出もNGです。
また、帰省だとしてもリラックスすぎるのもNGです。相手がラフな感じでと言ったとしても、Tシャツやデニムは避けたほうが無難です。
テーパードパンツに白シャツをゆるくインする、ぐらいのリラックス感ときちんと感があるのがベター。夏場は出かけることも多いため、キレイめの動きやすい格好を意識しましょう。
お正月など冬の帰省であれば、家で過ごすことも多くなります。上品に見える上にラクな着心地のワンピースはおすすめ。
ただし、タイトなデザインは座敷に座った際などに思いの外丈があがるので注意が必要です。
玄関で脱ぎ履きする靴もイメージに残るもの。ヒモ靴などスニーカーはカジュアルなだけでなく着脱に時間がかかるので、パンプスの方が好ましいです。
親戚のお披露目会やお食事会など
このような会に呼ばれた場合は、基本的に派手すぎない上品な服装であればOKです。頭に入れておきたいのが家でお手伝いなどが発生するような場面。例えば、リゾートで着るようなマキシワンピースなど、あまり動きづらい服装やリラックス感全開で行くと後悔するかもしれません。案外、子どもの相手をして遊ぶことに…なんて場面もあるかもしれませんね。
おすすめはパンツのセットアップ。サテンの軽やかな素材は程よくフォーマル感があり、パンツと袖がある動きやすさで様々な状況にも対応できます。
食事会でもカジュアルすぎて浮く心配はありません。
親戚へのご挨拶
ご挨拶時の服装は、上品な服装であればOKです。カジュアルに寄り過ぎはNGですが、少し清楚なデート服位のイメージでいいと思います。
通常の訪問と比べて少し変わっているのは、約束の時間より「少し遅れて行った方がいい」ということです。これは先方も訪問客を迎える準備で忙しいのでという気遣いと言われています。約束の時間の5分後くらいに行くと良いとされているようです。
先方宅に着いたら、コート等の上着は脱ぎ、玄関先で挨拶を済ませるのがいいでしょう。
話の流れ次第ですが、客間に通されて一息ついたタイミングで持参したお土産を渡すのがいいと思います。あとは自然に会話がスタートするはずです。
あまり長居しすぎるのは良くありませんが、食事等に誘われた際には積極的に参加するようにしましょう。
夫の両親宅へのお泊り
特に最初のお泊りの場合は、それなりに気遣いをしておきましょう。何度か顔を合わせているといっても、相応の礼儀は必要です。義実家でのお泊りは慣れないという人は多いようなので、はじめから好印象を持たれるようにしたいものです。
オススメの服装は、比較的動きやすい服装で、上品な感じがいいでしょう。あまりよそ行きの格好過ぎても、相手も構えてしまいますし、お客様として扱われてしまいます。
お手伝いを申し出て、お母様のお役に立ちたいと思う気持ちは大事なのですが、特に初回のお泊りの際には、相手もお客様として扱いたいと思っている場合もありますので、あまり積極的になりすぎるのも禁物です。また台所周りなどは、他の家の女性に立ち入られるのを好まない人もいることを覚えておきましょう。
お土産については、両親宅が遠方であれば毎回必要かもしれませんが、遠方でなければ必ず必要ということもありません。旦那さまと相談して決めましょう。