クラシックコンサートから歌舞伎、ミュージカルなど観劇と言っても様々な種類があります。いつもと違う上質な空間の中で、たくさんの人と感動を共有できる観劇。とても魅力的ですが、いざ行くとなると服装に迷ってしまう方も多いです。
今回は、観劇の際のドレスコードの注意点をまとめました。これさえ押さえれば、安心して観劇が楽しめますよ!
基本は「光らない」「音がでない」
日本の観劇ではドレスコードが指定されていることはほとんどありません。その為、Tシャツや短パンと言ったカジュアルすぎる服装でない限り、基本的にはどんな服装でもOK。
ただ、多くの方は「舞台を観る」ことを楽しみに集まっています。光ったり音が出る服装では、他のお客様の楽しみを邪魔してしまう可能性もありますので避けましょう。マナーを守ってみんなで楽しむことを観劇の楽しみの一つですね。
上映時間の長さを意識して選ぶ
観劇は、少し改まった非日常の雰囲気を楽しむ場所でもあります。せっかくの非日常空間ですので、オシャレをして味わってみましょう。洋服であればワンピースやスーツ。和服で訪れるなら訪問着や小紋、付け下げなどをおススメします。
場の雰囲気を壊さない程度のオシャレな服装なら大丈夫ですが、舞台の上演時間が長い場合は、あまり締め付けのない少しゆったりめのドレスを選ぶことがコツです。
また、空調の関係で暑くなったり寒くなったりすることもありますので、羽織りものを持っていくと安心できます。ストールやカーディガンがおススメです。
髪は「盛らない」
最近はやりのお団子ヘア。かわいい上に小顔効果もありますが、観劇では避けることをおススメします。後ろの席の人が舞台を見る時に邪魔になってしまう可能性があるので、髪は盛らず、シンプルに整えておくほうが良いでしょう。
長い人は軽く揺っておくと好感度があがります。席に着いたら帽子も脱いでおきましょう。バックも小さめにして手荷物はコンパクトにしておくことをおススメします。
香水はほんのり程度に
女性らしい魅力を引き立たせてくれる素敵なアイテム・香水。ただし、きつすぎるとまわりの人に迷惑なものになってしまいます。観劇の際は、抑えめにほんのり香る程度にとどめましょう。ムスク系は香りが残ってしまうので、柑橘系やグリーン系など爽やかであまり香りの残らない香水にするとさらにGOODです。
意外と目立つ脚元
座って楽しむ観劇では、意外と足元が見られます。ペタンコシューズよりは、3~5cm程度のヒールがある靴がおススメです。ミュールなど、歩く際に音がでやすい靴は避けましょう。
タイトスカートの場合、席につくと丈が思いの外あがってしまいます。テーブルもないため、ひざ上部分は意外と目立つので注意が必要です。特にミニスカートは避け、膝丈程度がおススメできます。個性を出すなら、ストッキングにワンポントを採用するなど、さりげないオシャレをすることをおススメします。
みんなで楽しくちょっと上質な雰囲気が楽しめる観劇。こちらのポイントを押さえておけば、はじめての方もファッションと楽しみつつ観劇を思う存分満喫できるでしょう。日頃の忙しさをちょっとだけ忘れて特別な時間を楽しんでみてくださいね。