婚活でわりとすんなり結婚が決まる人には特徴があります。
それは、“自分の理想のタイプ”と“結婚にするのに合うタイプ”にあまり違いがない人です。

いろんな人と会ってみても「なかなかいい人が現れない」とか「うまくいかない」と言う方は、“結婚するのに合う人”が自分の理想と違っているケース。
過去の恋愛を振り返ってみてください。思い当たる方はいませんか？
自分が「いいな」と思う人と付き合っても、長続きしなかったり、結婚に至らなかったり……。

そんな恋愛パターンがある方は、結婚するのに合う人を見つけようという意識に変えていく必要があります。ここの視線に変えようとしないと、この先も状況は変わりません。
では、“結婚するのに合う人”とはどういう人なのでしょうか。

結婚するのに合う相手とは？

一般的に理想のタイプって、だいたい誰が聞いても「まあそうだよね！」という男性です。ハンサムで高身長、気が利いて優しく、頼もしい、そして高収入といったところでしょうか。いわゆるハイスペックな男性という事が多いです。

それに対し、結婚するのに合う人とは、「自分に」合う人。
他人が見たら全然魅力的に見えなくても、その人にとって欠かせない要素を持っている……、そんな男性のことです。
もし「理想のタイプ＝誰もが羨む男性」の人が、理想の結婚を求めて婚活をすると難航してしまいます。
当然ですが結婚は、当人同士が幸せであることが大前提です。誰かにあなたの幸せを評価されるものではありません。

婚活経験者の言葉

先日、婚活歴が長かった元会員から入籍の報告をもらいました。
最終的に選んだ相手は、理想のタイプではなかったようです。

自分に合う人を見つけるために

自分に合う人というのは、誰もが羨む人でもなければ、自分の好みとイコールでもありません。
また、自分になんでも合わせてもらえる、都合がよいから居心地がいい、という相手とも違います。

大事なポイントは「自分が自分らしく、相手が相手らしくいられるか」です。
彼の前だと包み隠さずありのままの自分でいられる。自分のダメなところも理解してくれ受け止めてくれる。そして、ダメなところを含めて、彼のすべてを自分も受け入れられる。
お互いの凸凹がちょうどいい感じで重なる感覚なのです。

自分に合う、しっくりくる人を見つけるためには、まず「自分」を知る必要があります。
さきほど元会員の方の報告にあった、「自分自身を見つめ直す、客観的にみる」ことです。

具体的に何をすれば？

でも自分と向き合って、客観的に見つめ直すなんて、とても難しそうですよね。具体的にどうすれば良いか、ということですが、まず、最初から好みでない人を切り捨てず、いろんなタイプの人と会って関わってみることです。

相手と会ってみて、自分がどんな時に楽しいと感じるのか？反対に、どんな時に嫌と感じるか？
世間的な価値観や親の価値観に囚われることなく、本当の自分の気持ちを感じとってみてください。いろいろな人に会う中で、必ず気付きがあります。

その人は、外見は好みではないけど、一緒にいてなんか心地いい、と感じる人かもしれません。趣味は違うけど、絶対に譲れないものが同じ人かもしれません。自分の大切にしている価値観や気持ちを素直に出して、違和感のない人。それが「しっくりくる人」です。

自分に合う人わかるようになれば、真のパートナーを引き寄せます。
幸せな結婚のキーワードは、自分の外ではなく、自分の中にあります。

次回、2月7日更新！