【香典マナー】香典袋の書き方や包み方・関係別の金額

【香典マナー】香典袋の書き方や包み方・関係別の金額

香典袋の正しい書き方や入れ方、また、お相手との関係性によってどのくらいの金額を包めばいいのかと疑問に思ったことは誰にでもあるでしょう。訃報の知らせは突然です。予期なくその時が訪れたときに慌てることのないよう、ぜひこの記事を参考にしてください。

香典を用意する時に準備するもの

香典を用意する時にまず準備しなければいけないものは、以下の5つです。

1. 香典袋
2. 薄墨筆ペン
3. 黒インクペン
4. お札
5. 袱紗(ふくさ)

まずは不祝儀袋(香典袋)の用意が必要です。また、表書きや中袋に名前や金額を記載するために、薄墨筆ペンと黒インクペンを用意しましょう。表書きと中袋のどちらにも薄墨筆ペンが使えるので、黒インクペンは必須ではありません。筆ペンに慣れていない方は、中袋のみ通常の黒インクペンを使ってもかまいませんので、お好みで選ぶようにしましょう。

準備した上記5点ですが、それぞれにルールやマナーがあります。香典袋の書き方やお札の入れ方、金額など、ひとつひとつ解説していきます。

関係別に包む金額は違う

香典で包む金額は、故人との関係性や年齢、社会的立場によって異なります。また地域によって異なるケースもありますので、周りの方と確認しながら決めるのが最も安心です。
参考までに、関係性別での平均的な金額をまとめました。

【あなたが20代の場合】

・両親・・・3〜10万円
・兄弟・・・3〜5万円
・祖父母・・・1万円
・叔父叔母・・・1万円
・友人・・・5千円
・近所の方・・・3〜5千円
・仕事関係・・・3千〜1万円

【あなたが30代の場合】

・両親・・・5〜10万円
・兄弟・・・3〜5万円
・祖父母・・・1〜3万円
・叔父叔母・・・1〜2万円
・友人・・・5千円
・近所の方・・・3〜5千円
・仕事関係・・・3千〜1万円

【あなたが40代以上の場合】

・両親・・・5〜10万円
・兄弟・・・3〜10万円
・祖父母・・・1〜5万円
・叔父叔母・・・1〜3万円
・友人・・・5千円〜1万円
・近所の方・・・3〜5千円
・仕事関係・・・3千〜1万円

金額はあくまで参考です。あなたと故人の関係性にもよりますので、立場は遠くても故人と親しかった場合など、関係性をかんがみて金額を設定するといいでしょう。

香典袋の種類と選び方

香典袋には種類があり、選ぶ際にはいくつか注意してほしい点があります。
まず注意していただきたいのは、入れる金額に応じて、また個人の宗教や宗派によってデザインが異なることです。金額や宗教に応じて適した香典袋を選びましょう。
また、宗教や宗派がどうしてもわからなかった場合、悲しみの渦中にいるご家族にわざわざ確認の連絡をとることは避けるべきです。各宗教共通の香典袋もありますので、できるかぎり失礼にならないよう注意を払いましょう。

故人の宗教に合わせて香典袋を選ぶ

香典袋は、基本的に故人の宗教に合わせて選びましょう。種類としては、下記の3つが主な香典袋の種類です。

・仏式
・神式
・キリスト教式

どうしても故人の宗教・宗派がわからなかった場合は、表書きに「御霊前」と書かれている香典袋を選ぶようにしましょう。各宗教共通で使うことができます。ただし、蓮の花が描かれているものは仏教以外では使われませんので、注意してください。
また、仏教の中でも『浄土真宗』の場合、表書きには「御霊前」ではなく「御仏前」と書くのが正しいとされていますので、こちらも注意が必要です。とはいえ、現代ではそこまで厳しく気にする方は多くありませんので、どうしても宗派がわからなかった場合は「御霊前」としても問題ないでしょう。

金額に応じて香典袋を選ぶ

故人の宗教に合わせるだけではなく、入れる金額によっても香典袋のデザインが変わってきます。少ない金額なのに、見栄えが良いからという理由で豪華な香典袋を選んでしまうと、逆に失礼に当たります。
金額に応じた香典袋の種類は以下です。

[5千円以下]水引が印刷された香典袋

[3万円未満]水引が白黒、もしくは双銀の香典袋

[3万円以上]水引が双銀、高級和紙を使った香典袋

上記を目安に選ぶとよいでしょう。
購入時にパッケージをチェックすると、その香典袋に見合った金額が記載されていることがほとんどなので、そちらも参考にしてみましょう。

お札の準備と入れる向き

香典袋が用意できたら、香典袋にお札を入れていきます。
この時に重要なのは、お札の選び方とお札の向きです。

お札の選び方

香典に入れるお札は、新札を避けましょう。
それは、「不幸を予期し、あらかじめ用意していた」と捉えられてしまうことを避けるためです。突然の不幸の知らせに、急いで用意したということを伝えるための心遣いです。
ただし、だからといって使い込んでくたくたのお金を入れるのも失礼になってしまいます。適度な使用感のお札を用意したり、どうしても新札しか用意できない場合は折り目をつけたりして対処しましょう。

お札の向き

香典袋に入れるお札の向きには決まりがあります。香典袋の表書きに対し、お札に描かれている人物が裏になるようにお札を入れましょう。また、袋に対して人物が下方面になるように入れます。これは、故人の不幸に際し、「顔を伏せる」という意味合いがあります。
中袋がある香典袋・中袋のついていない香典袋でも、お札の向きは変わりません。

折り込みタイプの香典袋の折り方

封筒タイプの香典袋ではなく、折り込むタイプの香典袋を使用する場合には、折り込む順番に気をつけましょう。中袋もしくはお金を入れた後、まずは右側から折り込み、その後に下側の口を閉じ、最後に上側の口をかぶせるように折り込みましょう。
結婚式などの祝い事の場合は逆で、下側の口を最後に被せるように折り込みます。これは「幸せをこぼさないように」という願掛けからこのような形状になっています。逆に香典の場合は、悲しい不幸に際し、「涙をためないように」という意味合いを持っているのです。

香典袋の書き方

香典袋の書き方にもマナーがあります。
まずは、書く時のペンに注意が必要です。「悲しみの涙で文字が滲んでいる」ことを表すため、薄墨筆ペンを使ってください。
香典袋で文字を書く必要があるのは、以下3つの部分です。

・表書き・・「御霊前」「御仏前」等の表書きと名前
・中袋の表面・・香典袋に入れた金額
・中袋の裏面・・住所と名前と金額

上記について、詳しく解説していきます。

表書き上段の書き方

表書き上段には、各宗教や宗派に応じて「御霊前」「御仏前」などの表書きを、必ず記載してください。もしも教会で葬儀が行われる場合は、『御花料』にすると安心です。

表書き上段【仏式の場合】

・御霊前
・御弔料
・御香華料
・御仏前 ※故人が浄土真宗の方の場合

表書き上段【神道式の場合】

・御神前
・御榊料
・御玉串料

神道式の場合は、蓮の花が描かれていない香典袋を選びましょう。

表書き上段【キリスト教式の場合】

カトリック
・御花料
・御ミサ料

プロテスタント
・御花料
・忌慰料

表書き上段【宗教・宗派の確認ができなかった場合】

・御霊前

表書き下段の書き方

表書きの下段には、自分の名前をフルネームで記入します。しかし、夫婦連名で出す場合や代理で出す場合もあるので、ケース別にチェックしましょう。

表書き下段【夫婦で出す場合】

一般的には夫の名前のみを記入します。関係性によっては連名しても問題ありません。

妻や夫が代理で出す場合

妻や夫が代理で葬儀に参列する場合は、夫の代理として妻が参列する場合は夫の名前を、妻の代理として夫が参列する場合は妻の名前を記入し、左下に「内」と書きましょう。

連名で出す場合

3人以上の連名で香典を出す場合は、右端に最も目上の人の名前を書き、左に向かって順に記入していきます。
4名以上の連名にしたい場合は、「会社名+部署名一同」などと記載し、名前や金額を別紙にまとめて中に入れましょう。

中袋表面の書き方

中袋の表面には、入れた金額を縦書き・旧漢字で記入します。金額の前には「金」、最後には「円」もしくは「円也」と記載します。例えば一万円を入れた場合、表面中央に縦書きで「金壱萬円」と書いてください。
旧漢字は以下を参考にしましょう。

一・・・壱
二・・・弐
三・・・参
五・・・伍
六・・・六
七・・・七
八・・・八
十・・・拾
千・・・仟もしくは阡
万・・・萬
円・・・円もしくは圓

中袋裏面には住所と名前と金額を記入

中袋の裏面には、住所と名前、入れた金額を書きます。多くの場合、左下に住所や名前、金額を記入する欄が印刷されていますが、もしも印刷されていない場合は、裏面左下に、郵便番号、住所、名前(フルネーム)、金額(中袋表面の書き方と同様)を記載しましょう。

中袋は黒インクペンで書いてもOK

原則、香典袋を用意する時は薄墨筆ペンを使用しますが、中袋に記入する際は黒のインクペンを使用してもかまいません。金額や住所などの細かい字を記入する必要があるため、普段から筆を使うことに慣れていないと失敗してしまう可能性もあります。文字が読みづらいと相手に失礼になりかねませんので、適宜選択してください。

弔事の袱紗(ふくさ)のマナー

香典袋をお渡しする際、そのままお渡しするのではなく、必ず袱紗に包んで持参するようにしましょう。

袱紗には慶事用と弔辞用があります。弔辞の場合は、紺や紫などの寒色のものを選んでください。また、お盆付きの台付き袱紗の場合、左開きになるように包んでください。
渡す際は、袱紗から香典袋を取り出し、反時計回りにまわしてから両手でお渡しするようにしてください。その時は無言でもかまいませんが、「この度は……」「ご愁傷様で……」などと言葉尻を濁して小さな声でお声かけしてもいいでしょう。はきはきと大きな声で話すのは厳禁です。

正しい香典マナーを身につけよう

弔事は悲しい場ではありますが、真心をこめて故人を送り出すために、正しい香典マナーを身に着けるのは大人としてのエチケット。悲しみに暮れるご家族やご親族の気持ちに寄り添い、配慮することが最も大切です。ぜひこちらの記事を参考に、気持ちを込めて故人とのお別れを迎えましょう。

 

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