冬の結婚式【12月・1月・2月】お呼ばれドレス決定版!
12月・1月・2月にかけて行われる冬の結婚式で、どんなドレスを着ればいいのか迷っている方は多いはず。「春夏ドレスにジャケットを羽織ってもOK?」「ロングドレスにすれば問題ない?」などなど、疑問は尽きません。今回は、おさえておきたい基本的なドレスマナーから、12月〜2月の冬のお呼ばれシーンで活躍する人気ドレスランキングまで徹底的に解説します!
おさえておきたい基本のドレスマナー
まずは、基本的なドレスのマナーをおさえておきましょう。
過度な露出はNG
結婚式などのフォーマルな場所では、チューブトップやキャミソール、ミニスカートなどの過度な露出は控えるようにしましょう。結婚式の主役はあくまで新郎新婦ですので、悪目立ちしないよう配慮が必要です。
ただし、時代の変化とともに結婚式のマナーも変化してきています。昔はNGとされたノースリーブも、「肩が隠れていればOK」「肩が見える場合は羽織りがあればOK」と、緩和されてきています。羽織りを変えることで季節に関わらず着られる、オールシーズン対応のデザインドレスも増えていますので、そういったドレスを選ぶのもおすすめです。
白ドレス・全身黒は避ける
結婚式での白コーデはNGです。白は花嫁の特権カラーなので、主役である花嫁の色は避け、カラードレスかブラックのドレスをチョイスするようにしましょう。
「黒ドレス=マナー違反」と思われがちですが、実はそんなことはありません。黒という色が「喪」を連想させてしまうことから、お祝いの場である結婚式にはふさわしくないと言われることがありますが、それは「全身黒」のコーディネートになってしまうケースのこと。ドレス単体がブラックであっても問題ありません。
小物のマナーにも気を配る
使う小物にも覚えておくべきマナーがあります。
バッグやストールなどの小物については、素材に気をつけましょう。動物の革を使用したアイテムは殺生を連想させるため、結婚式での使用は避けてください。また、麻や柄モノの布、ニット素材などはフォーマルシーンにふさわしくないため、シルクやベロアなど結婚式によく使われる素材をチョイスしましょう。
また、髪飾りに生花を使用することは避けてください。これは、生花の髪飾りを花嫁が使用するケースが多いためです。
つま先の出ているオープントゥの靴もNG。「妻が先立つ」といったイメージに繋がり、結婚式の場では縁起が悪いとされるコーディネートです。また、ブラックタイツもNGとされています。結婚式では、カラータイツではなくナチュラルカラーのストッキングを履くようにしてください。
冬の結婚式、防寒対策は?
12月・1月・2月にかけての冬の結婚式では一体どんな防寒対策が必要か、チェックしていきましょう!
アウターと靴のマナー
寒い季節には最も重要なアイテムと言えるアウターですが、会場ではクロークに預けるため、普段使っているコートやニットを着て行っても良いと思われがちです。しかし、会場前でも他のゲストと顔を合わせる可能性があり、さらに、屋外でのお見送り、集合写真の撮影なども考えられますので、よりフォーマルなアウターを選ぶことが大切です。
カシミヤやウールなど、暖かく品のある素材を選び、デザインも使い回しの効くシンプルなものを選びましょう。防寒対策のためにも、丈が長めのドレスと合うロングコートを羽織るのがおすすめです。
また、靴の素材はオールシーズン使えるサテンやエナメル、秋冬はスエード生地がおすすめ。必ずつま先の隠れるヒールのパンプスを選んでください。
冬は足元が暖かいからという理由でブーツを使いたくなってしまいますが、それはNG。どうしてもという場合は、移動の際のみブーツを使い、会場近くでパーティー用の靴に履き替えるのが無難です。
羽織りがあると安心
式場までの道のりが寒くても場内は暖房で暖かいため、ノースリーブや半袖のドレスでも問題ありません。ただ念のために、さっと羽織れる羽織りを持っておくと安心です。ジャケットやボレロのほか、ストールやスヌードなどもおすすめです。
袖ありドレスがおすすめ
最近では袖ありのドレスやパンツも多くなっています。半袖、五分袖、七分袖、長袖と種類も豊富なので、スタイリングに合うものを選ぶといいでしょう。選ぶ際は、色味や素材だけでなく、羽織りやコートを使った際のバランスまで注意して選んでください。アウターや羽織りからドレスの袖がはみ出ると少し恥ずかしいので、トータルコーディネートを考えて決めるのがおすすめです。
防寒対策のための裏技
ドレスや靴、アウター選びだけではなく、他にも防寒対策できる裏技があります。
まず、足元は特に冷えやすいので、ストッキングを2枚重ねで履いたり、発熱する素材のストッキングを使うなどの工夫をするといいでしょう。
また、移動時が最も寒いため、コートの下にインナーダウンを仕込んだり、コートと一緒に脱げる前開きのカーディガンを着てもOK。コートの前を閉めてしまえばインナーは見えないので、インナーウェアにホッカイロを貼っておくのもおすすめです。インナーはアウターと一緒に会場のクロークに預けてしまいましょう!
シーズン別・人気ドレスの傾向を徹底比較!
結婚式のドレス選びでは、マナーを守ることはもちろんですが、季節に適したドレスを選ぶのも大切です。秋冬/春夏のシーズン別に、色や素材、デザインの違いについて解説していきます。
秋冬の結婚式でよく選ばれるドレスの傾向
秋冬の結婚式では、温かな印象を持たれるモカやマスタード、ネイビー、ボルドーなどの暖色系『こっくりカラー』や、くすみのある『ニュアンスカラー』が人気です。ドレスは袖のあるものやロングスカートが人気。露出も控えめで季節感があり、1枚で完結するためとても便利です。
春夏の結婚式でよく選ばれるドレスの傾向
春は、花が開花する時期。桜を彷彿とさせるピンクや淡いグリーンなどが人気です。夏の結婚式では、涼しげな印象を持たれるブルーやシルバーなどが定番カラー。いずれも白の入った淡いパステルカラーが最近のトレンドです。
素材は涼しげで透け感のあるレースやシフォン、オーガンジー素材が人気。涼しさは確保しつつも露出を抑えてくれる優秀な素材です。
デザインは袖なしや半袖のドレスが人気で、それに合わせたボレロやストールは必須アイテム。春夏の結婚式では、秋冬の暖房が効いた室内とは反対に、冷房が効いて会場内が寒いケースもありますので、持っていくと安心です。
おしゃれな人ほど季節感を取り入れる!
オールシーズン対応している無難なドレスも多いのですが、おしゃれな人ほどしっかりと季節感を取り入れたドレスコーデを楽しんでいます。ここからは、おしゃれさんのドレスコーディネートのポイントをご紹介していきます!
ポイント①素材にこだわればお洒落上級者コーデに
大人気の総レースドレスには、起毛感たっぷりなレースを選ぶのがポイント。カラーには秋冬定番のこっくり感のあるボルドーをピックして、大人な魅力たっぷりの冬のお呼ばれコーデに。レース素材に合わせ、ハンドバッグには大ぶりなパールを施したものをチョイス。アクセサリーのようにコーディネートを華やかに引き立たせてくれます。
ポイント②こなれた色使いでトレンド感を出す
クラシカルレースを贅沢に使ったロングドレス。おしゃれさんだからこそチョイスできるマスタードカラーと、品のあるきらめきが魅力の総ビーズバッグを合わせました。
トレンドのこっくりカラーやダスティカラー・くすみカラーといった絶妙なカラーを手に取れば、一気にこなれたおしゃれさんコーデに仕上がります。
ポイント③露出を抑えたデザインドレスをチョイス
透け感や露出を抑えたい方は、サテンやジョーゼットなどの上品な素材を使ったデザインドレスをチョイスするのがおすすめ。サテンのシャーリングスリーブで軽さを出しつつ、モードなイメージに仕上げます。たくし上げて手首を出せば、人気のキャンディスリーブに。トレンドを取り入れてこなれ感を演出しましょう。
冬ドレス人気ランキング・ベスト6
ここからは、実際にどんな冬ドレスが人気なのか見ていきましょう!
ドレスレンタルサイト『Cariru(カリル)』で人気の冬ドレスランキングのベスト6をご紹介します。
1位:STRAWBERRY-FIELDS ストロベリーフィールズ シアーレースシャンタンドレス パープル
『色がとても上品で良かったです。生地もサラッとしていて着心地も良かったです。』(20代後半)
『サイトの写真でみていた色味と実物がほとんど同じで、想像通りのドレスで本当に嬉しくデザインも最高に可愛くて選んで良かったです。』(20代後半)
『丈感もちょうどよかったです。下着のストラップが見えにくかったのでお気に入りです。色も写真とほぼ同じでした』(20代前半)
2位:JILL STUART ジルスチュアート レース×ベルベットドレス ボルドー
『キレイ、可愛いと沢山言われました。普段着ない色だったけど利用して良かったです。』(20代前半)
3位:kaene カエン オールレースロングスリーブドレス グレー
『人と被らなく、可愛いと褒められました。また、機会があれば利用したいです。』(30代前半)
『とても着てみたいドレスですが安くはないので手を出せずにいました。デザインも年齢を選びそうなものなので、買ってもいずれ着なくなりそう…というものをレンタルできたのですごく嬉しかったです。少し不安でしたが状態もキレイで良かったです。』(20代後半)
『レースがとても繊細で綺麗なデザインでした。ウエスト切り替えの位置が高いためスタイル良く見えます。お腹周りが圧迫されることもなく着心地も良かったです。』(20代後半)
4位:Aimer エメ パネルレースタイトドレス グレージュ
「グレーですがブラウン気味でオシャレな色でした。目立たず、しかし個性が出る素敵なドレスで、すごく良かったです。」(20代前半)
「落ち着いた色合いで少し大人っぽく着れて良かった。」(40代前半)
「今回も素敵なドレスで大変満足いたしました。」(30代前半)
5位:Aimer エメ ラッセルレース7分袖ロングドレス グレー
『腕はひじ丈、長さはひざ下まで隠れ露出控えめかつレースで上品に着れるのが気に入りました。またグレーのドレスは人ともかぶらず年上の方から素敵と褒められました。』(30代前半)
『落ち着いた色味ですが、程よい光沢感がありとても良かったです。高身長のため丈が長いデザインで安心感がありました。袖部分のみレースのため、下着に気を遣う必要がなく楽でした。』(20代後半)
『肩幅の広い私にとって肩幅が大きく見えてしまうか不安でしたが全く気にならず着心地もとても良かったです。』(20代前半)
6位:GRACE CONTINENTAL グレースコンチネンタル ペプラムドレープドレス ブラック
『前日まで試着ができないので不安でしたが、見た目もサイズも理想通りで大満足でした。素敵なドレスをお借りできて、結婚式の間も気分良く過ごせました。またお願いしたいと思いました。ありがとうございました。』(40代前半)
『着てみるまで不安でしたが、ジャストサイズでビックリしました。ドレスも大変綺麗でした。スッキリとしたデザインですが着心地は良かったです。レース部分も肌当たりが優しかったです。初めて利用しましたが機会があれば是非また利用させて頂きます。』(40代後半)
バイヤーおすすめ!ニュアンスカラードレス
この冬、バイヤーが特におすすめしたいのは、『ニュアンスカラードレス』です。ニュアンスカラーというと想像がつきにくいと思いますが、他にも「グレイッシュカラー」「ダスティーカラー」「スモーキーカラー」などとも呼ばれるカラーで、グレーがかったあいまいなカラーのことを言います。
よく聞く『パステルカラー』との違いは、パステルカラーがグレーではなく白で薄めたカラーを指すこと。ニュアンスカラーはパステルカラーよりも少し大人っぽい印象のカラーです。
冬ドレスの場合、ネイビーなどの暗めなカラーを選びがちですよね。ベーシックなカラーは他の人と被ってしまう可能性もありますし、旬を取り入れて華やかなおしゃれを楽しむためにも、ニュアンスカラーのドレスにチャレンジしてみるのがおすすめです!
注目カラーは“モカ”
近年注目のカラーは“モカ”。
『モカ』の語源はコーヒー豆の銘柄のことで、いわゆる“モカ”カラーはカフェオレのようなくすんだ色合いが魅力です。
なんとも言えない絶妙な色合いのドレスを着れば、ムードたっぷりな旬のスタイリングに。ぜひこの冬注目の『モカ』カラーを取り入れてみましょう。
年代別おすすめ冬ドレス
ここからは、年代別のおすすめ冬ドレスをご紹介していきます!
20代におすすめの冬ドレス
20代におすすめな冬ドレスは、総レースやシフォンなどの透け感のある華やかなドレス。適度な露出感は残しつつも、袖があるものを選べば冬のお呼ばれシーンでも心配することなく着ることができます。花柄のレースや背中のリボン、トレンドのニュアンスカラーを取り入れるなど、華やかで個性的なデザインドレスをぜひお試しください!
30代におすすめの冬ドレス
CELFORD セルフォード ボウタイレースドレス ネイビー/M
品格と落ち着きを備えた30代の女性におすすめしたい冬ドレスは、素材感や細部のディテールにまでこだわったデザインドレスです。シンプルなデザイン・素材であっても、近くで見ても品質の良さがわかるようなブランドドレスに挑戦しましょう。また、マーメイド風のドレスなど、女性らしいしなやかなフォルムのドレスもおすすめです。
40代〜におすすめの冬ドレス
40代以上の女性には、高品質でシンプルなドレスがおすすめです。リボンや花柄などの装飾をたっぷりあしらったドレスよりも、素材感を生かしたワンランク上のドレスを選びましょう。バッグやアクセサリー、靴などの小物とのバランスを上手に取りながら、リッチでエレガントなスタイリングで結婚式を楽しみましょう!
冬ドレスに合わせたい小物紹介
冬ドレスには、冬ドレスに合った小物選びが重要です!ここからは、冬ドレスにぴったりな小物をご紹介します。
羽織
会場が暖かいとはいえ、ちょっと肌寒い時にサッと使えるファーストールは、冬の結婚式の必需品です。柔らかくあたたかいラビットファーを贅沢に使用したファーストール。ラビットファーの中でも高級素材であるレッキスを使用していますので、その違いは一目瞭然。ドレスをさらに華やかに見せてくれるアイテムです。ただし、ファーはシーンによってはNGとされていますので、若者中心のカジュアルなパーティーや二次会での利用がおすすめです。
バッグ
旬のニュアンスカラーを使ったクラッチバッグは、他の誰とも被らないデザイン性の高さが魅力です。ブロックメッシュ部分は、貼り合わせではなくきちんと編み込んで作られており、高級感たっぷり。シンプルなドレスやスタイリッシュなパンツドレスと合わせると、デザイン性の高さがさらに際立ちます。
ネックレス
パールとビジューを配置した大ぶりデザインがおすすめ。大粒パールをふんだんに使用した主役級のネックレスは、冬ドレスのこっくりした印象に華やかさをプラスしてくれます。
シューズ
旬のVカットポインテッドと、繊細なリボンのアンクルストラップが女性らしいヒールパンプス。ニュアンスカラーを選べば、どんなカラー・素材のドレスにもぴったりマッチします。スエード生地は見た目にもあたたかく冬にぴったり。足元を一気に華やかにしてくれるシューズです。
旬を取り入れた素敵なドレスで冬の結婚式を楽しんで
12月・1月・2月の結婚式にお呼ばれしたら、どんなドレスを選んでいいか悩んでしまうことも多いと思います。そんな時は、適度に旬を取り入れ、素材やデザインにこだわってあなたらしいスタイリングを完成させましょう!
今回の記事を参考に、冬の結婚式を楽しんでくださいね!
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