キャサリン妃も身に着けた、結婚式のサムシングフォー
結婚式の時に花嫁が身に着けると幸せになれるという「サムシングフォー」をご存知でしょうか? 第3子の王子を出産され今話題のキャサリン妃ですが、そのロイヤルウエディングで取り入れたことでも知られています。ヨーロッパに古くから伝わるおまじないで、「何か新しいもの」「何か古いもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つを結婚式の時に花嫁が身に着けると、幸せになれると言い伝えられています。
(2016.8.10の記事を更新)
サムシングオールド -なにか古いもの
ロイヤルウェディングで使用した馬車は、チャールズ皇太子とダイアナ妃も使われた、伝統があるものです。王族ならではの豪華なサムシングオールドですね。
「サムシングオールド」を取り入れるなら…
・母親から受け継いだボタンをドレスに縫い付ける
・クラシックカーで入退場
・式場に古い写真を飾る
サムシングニュー -なにか新しいもの
キャサリン妃のウェディングドレスは、アレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンがデザインを担当しました。腕や肩にレースをあしらった、Vネックのドレスが印象的でした。
「サムシングニュー」を取り入れるなら…
・新しい万年筆でサインする
・新しい靴を履く
・新しいリングピローを使う
サムシングボロード -なにか借りたもの
結婚式で身に着けたティアラは、エリザベス女王から借りたものだそうです。結婚式のために作ることもできたのでしょうが、サムシングフォーを意識して、女王陛下のティアラをあえてお借りしたのでしょうか。サムシングオールドに、祖母や母から受け継いだジュエリーを身に着けるのはヨーロッパでは一般的なようです。
「サムシングボロード」を取り入れるなら…
・白いレースのハンカチを借りる
・化粧品を借りる
・ドレスをレンタルする
サムシングブルー -なにか青いもの
結婚式の時にキャサリン妃の指に光っていたのは、12カラットの大粒のサファイアでした。この指輪は最初はダイアナ妃の婚約指輪であり、受け継いだウィリアム王子が、特別な女性のために大切にとっておいたものでした。
「サムシングブルー」を取り入れるなら…
・テーブルコーディネイトに青を取り入れる
・指輪やネックレスの一部に青を入れる
・ガータベルトに、青いリボンを結ぶ
さすが、王族のウェディングは違います。でもサムシングフォーは決して高価なものでなくてもかまいません。小さなものでも良いので、むずかしく考えず、遊び心で取り入れてみると、楽しいかもしれません。
サムシングフォーの由来と言われているのは、マザーグースの歌です。 「サムシングオールド、サムシングニュー、サムシングボロード、サムシングブルー」の後に、実はまだ続きがあります! 「そして、花嫁の靴の6ペンス」と書かれているんです。
花嫁の左の靴の中に、6ペンス硬貨を入れると幸せになれるというおまじないです。6ペンス硬貨は現在は使われていませんが、販売している業者さんもいます。6ペンス硬貨にこだわらず、日本の1円玉を靴の中に入れる方もいますし、花嫁ではなくて花婿の胸ポケットに6ペンス硬貨を入れる場合もあるようです。
いかがでしたか。サムシングフォーは、絶対にやらなければいけない規則でもマナーでもありません。 でも、こういうことを楽しみながら取り入れてしまう遊び心があった方が、その後に長く続く結婚生活も楽しくなりそうですね! あなたもこのロマンチックなおまじないを取り入れてみてはいかがでしょうか。
Management By Cariru
Cariruはフォーマルなおしゃれを手間なくお得に楽しめるドレスレンタルサイトです。
結婚式、子どものセレモニーなど大切なお祝い事や記念日、顔合わせなどのイベントにぴったりのアイテムが3500点以上。
お店に行かなくても、ドレス、羽織物、バッグ、アクセサリー、シューズがすぐに揃うため、急なイベント時にもおススメです。