ケーキカットの代わりに
結婚式といえばケーキカット、というくらい定番の演出ですが、ケーキを別のものに変えた楽しい演出例がたくさんあります。
なかでもインパクトが大きいのは巨大なお肉。生ハムの塊や骨付き肉、山盛りローストビーフなど、みなさんオリジナルな工夫をされているようです。脚のついた大きなお肉を前にする新郎新婦の画は、かなりインパクトがあり、SNS受け抜群です。
例えば、新郎新婦のエピソードにちなんだものや出身地の特産でも良いですね。初めてデートで食べたものが魚料理だから「マグロ一匹カット」、2人のイタリア旅行の甘い思い出おすそ分けして「巨大ピザ」など、スイーツに限らなければ、甘いものが苦手な参加者にも喜ばれそうです。
乾杯のあいさつはちびっこに
結婚式での乾杯スピーチが長くて、イライラしてしまったたことありませんか?そんな長いスピーチをなくし、乾杯のあいさつを頼まれた人の負担も減るのがこのアイデア。
乾杯のあいさつを、ゲストの小さなお子さんにお願いしましょう。幼稚園から小学校低学年くらいのお子さん数人で、「せーの、乾杯」などどやってもらうと、かわいらしく場が和みます。お礼にちょっとしたおもちゃなどをプレゼントすれば、披露宴の間中、飽きずに遊んでいてもらえるのでおすすめです。
キャンドルサービスの代わりに
ゲストとつくる記念の果実酒
ゲストテーブルにはフルーツが用意され、新郎新婦が瓶を持ってテーブルを回ってゲストにフルーツを入れてもらいます。最後は新郎新婦がリキュールを注いで完成。そのまま数か月寝かせれば、ゲストとみんなで作った記念の果実酒ができあがります。
新居にゲストを招いて、式で作った果実酒をふるまうと素敵ですね。
両家の絆を深める「水合わせの儀」
水合わせの儀とは、新郎新婦それぞれが自宅の水を持参し、幸福の木などの植木にそれぞれの家の水をかけることで、両家の水が合わさり、新しい家族の誕生を祝うという儀式です。
キャンドルサービスは、ゲストの幸せを願う他に、「別々の道を歩いてきた2人が光をともしていき、一緒の道を歩んでいく」という水合わせの儀と似た意味があります。火気が使えない会場でも行える演出です。
お見送り時に記念写真のお土産
各テーブルに記念撮影をして回るフォトラウンドはいまや新定番。新郎新婦とゲストが一緒に写る写真は、式場カメラマンが撮影することが多く、新郎新婦の手元には残りますが、ゲストの手元には残りません。そこで、披露宴中に現像し、お見送りの際にお渡しすると今日の記念として喜ばれます。
デジカメやスマホで写真を摂るようになってから、写真を現像することってめっきり減りましたよね。だからこそ、プリントされた写真を受け取ると新鮮で嬉しいものです。
ちょっと珍しい結婚式の演出アイデアをご紹介しました。一生に一度の結婚式がゲストの心に残る素敵なものでありますように。