結婚式の子供のドレスは何を着せる?おすすめの衣装や注意点を紹介!
結婚式の子供のドレス。せっかくだからおしゃれでかわいいドレスを着せてあげたいですよね。しかし、マナーとして色や柄など、どこまで派手にしていいのか悩むポイントでもあるでしょう。
そこで、今回は結婚式での子供の服装や、子供を連れて出席する際の注意点などをご紹介します。この記事を読めば、具体的にどのような服装を着せれば良いかわかり、前向きな気持ちで準備を進められるでしょう。
結婚式に子供は連れていくべき?
そもそも結婚式に子供は連れて行って良いのかと言えば、子供も招待されているのであれば問題ありません。これは、招待した相手が、こちらの状況を知った上で、招待をしてくれているという前提があるからです。
出席する場合は、早めの段階で子供の席の位置について相談しておく必要があります。例えば、年齢的におむつ交換や授乳の必要がある場合は、可能であるならば席を出入口の近くにして欲しいと伝えておくと良いでしょう。
途中で会場から退出する場合、会場の目立つ位置や、出入口に向かいにくい位置などの座席になると、式の雰囲気を壊してしまう可能性もあります。あらかじめ座席の希望を伝えておくことで、出入りをする際も新郎新婦やほかの出席者の迷惑にならず移動することが可能です。
また、披露宴の間は、子供はベビーカーかベビーチェアを使用することになります。どちらを利用したいか伝えておくとさらにスムーズです。
連れて行く場合ご祝儀は必要?
子供の人数はご祝儀にカウントするのかという点も気になるところではないでしょうか。結婚式に参加する子供の分のご祝儀は、その子の年齢や食事の内容、食事の有無などによって異なります。
赤ちゃんはミルクや離乳食が食事になるため、食事を用意してもらう必要はありません。この場合、基本的にご祝儀は不要となります。ただし、別途子供用のお土産を準備してくれることもあります。その際は5,000円ほどのご祝儀を渡しましょう。当日にならないとわからないですが、念のため用意しておくと安心です。
3~12歳くらいの子供なら、子供用のメニューが用意されるでしょう。この場合、子供の分のご祝儀は1万円ほどが目安です。
中学生・高校生になると、料理は大人と同じメニューになります。この場合のご祝儀は、2万円ほどが目安となります。なお、ご祝儀は子供の分と親の分を一緒に包んで渡すのがマナーです。
子供を連れて行くなら事前に確認してきたいこと
子供を結婚式に連れて行く際は、どのような準備をすれば良いのでしょうか。事前に確認しておきたいこととして、子供の外出時に利用する機会の多い授乳室とキッズルームに関する確認事項を解説します。
授乳室はあるか
まだ子供が授乳中である場合、必ず確認することの1つが授乳室に関してです。結婚式は早くても半日ほどはかかるため、どこかのタイミングで授乳の必要が出てきます。ただし、授乳室が全ての式場に完備されていると思い込むのは危険です。当日授乳室がないことに気が付いて慌てないように、授乳室の有無を事前に確認することが大切です。
大型の会場の場合、ほとんどは授乳室が設置されています。ただし、レストランなど会場の規模によっては専用のスペースが設けられていないこともあり得るでしょう。授乳室がない施設では、出席者の希望に合わせて授乳室用に個室を貸してくれる場合もあります。会場に授乳室がないなら、そういった対応が可能かも確認しておくと良いでしょう。
キッズルームはあるか
子供はすぐに飽きたり退屈したりするため、ご機嫌が悪くなってきたときに遊ばせられるようなキッズルームがあれば安心です。ですが、このキッズルームも式場に必ず完備されているわけではありません。あると思い込んだまま、当日になって式場に遊べる場所がないと知り焦らないよう、キッズルームの有無を事前に確認することも大切です。
会場によってはキッズルームを設けて、式の途中などに退屈した子どもが自由に遊べるようにしている場合もあります。ですが、授乳室と違い、式場で用意が不可能な場合もあります。
キッズルームがない場合は、子供が退屈してもすぐにその場で遊べるような、お気に入りのおもちゃなどを持っていくと便利です。ただし、大きい音が鳴るものなどは式の演出や進行を妨げたり、雰囲気を壊したりしてしまう可能性があるため、小さな絵本やぬいぐるみなど、音が鳴らないおもちゃが良いでしょう。
結婚式に呼ばれたときの子供の服装は?
結婚式には様々なマナーがありますが、出席者の服装にも知っておくべきマナーがあるので注意が必要です。それでは、子供は結婚式にどのような服装を着ていけば良いのでしょうか。男の子の場合と女の子の場合、そして子供が学生の場合、それぞれのシチュエーションに分けて詳しく解説します。
男の子の場合
男の子の場合、正式な礼装はスーツ、ブレザーとズボン姿になります。大人の服装をそのまま小さくしたような服装ですね。ズボンの丈は半ズボンと長ズボンどちらでも問題ありません。季節や動きやすさなどを加味しながら決めましょう。靴下は白または黒が基本です。靴は黒の革靴が良いでしょう。
また、ベストや蝶ネクタイを取り入れると、子供らしい可愛さもあるフォーマルなコーディネートになります。少し服装にアレンジを加えたいときは、このようなアイテムをプラスしてみてください。
女の子の場合
女の子の場合は、ワンピースやドレスがおすすめです。中でもハリや光沢のあるやや華やかな素材のものを選ぶと良いでしょう。この点は大人の女性の結婚式ファッションと同じマナーですね。柄やフリルのついたデザインなども良いですが、あくまで主役は新郎新婦であるということを忘れないようにしましょう。子供らしいピュアで清楚なイメージを意識しながら選ぶことが大切です。
また、アクセサリーをつけるのはOKですが、一方で白いドレスは花嫁さんのドレスと被るため、アニマル柄は「殺生」に繋がり縁起が良くないため、基本的にNGです。靴は黒い革靴など、黒色でフォーマルなデザインのものを用意し、白いソックスか子ども用の白いタイツを合わせましょう。
学生なら制服でもよい
もし子供が学生であれば、学校の制服を着用するという方法もあります。「学生服」は子供のフォーマルな服装であるため、就学中であれば制服の参加でも良いでしょう。ただし、スニーカーはカジュアルなアイテムなので、フォーマルな結婚式ではマナー違反です。運動靴しかない場合はフォーマルな革靴などを用意する必要があります。なお、制服で出席しなければならないということではありません。華やかなフォーマルファッションでの出席ももちろんOKです。
フラワーガールやリングボーイをする場合は?
子供がフラワーガールやリングボーイをする場合は、通常の結婚式ファッションのマナーとは少し異なる点も出てきます。フラワーガールとは新婦がバージンロードを歩く際に花を巻きながら新婦の前を歩く先導役の女の子のことです。リングボーイは結婚指輪をリングピローに乗せて運ぶ男の子になります。フラワーガールやリングボーイは結婚式の中でも重要な役割とされています。
そのため、フラワーガールやリングガールは新婦と同じ白いドレスでもマナー違反にはならないなど、特別なマナーが適用されることもあります。例として、欧米ではフラワーガールは新婦のドレスに揃えるのが伝統です。
ただし、あくまで白は新婦の色という認識も存在するため、実際はケースバイケースで判断することになります。事前に新郎新婦に相談しておいた方が良いでしょう。
また、フラワーガールなどは複数人の子供が担当することもあります。もしフラワーガール皆で服装をお揃いにするようであれば、事前にフラワーガール役の子供の親同士で打ち合わせておきましょう。
カジュアルなパーティーの場合はどうすればいい?
結婚式のスタイルは様々です。かしこまった会場で行う披露宴のほか、カジュアルなガーデンパーティが行われる場合もあります。このようなパーティーに招待されたときにも服装の注意が必要です。カジュアルなウェディングでは、平服での出席を促される場合もあります。平服はフォーマルよりややカジュアルよりの服装のことです。セミフォーマルを基本にすると良いでしょう。
平服での招待だからといって平服を平時の服、つまり「私服」ととらえ、普段着姿で出席するのはNGです。あくまで結婚のお祝いの場なので、しっかりマナーを意識しながら服装を整えましょう。女の子も男の子もトップスは白いブラウスがおすすめです。ボトムスは女の子がスカート、男の子はズボン、そしてどちらも上品なベストなどを合わせると、コーディネートが引き締まりおしゃれにも見えます。
髪型はどうする?
結婚式の服装に合わせて考えたいのが髪型です。子供の場合はどのような髪型で出席すれば良いのでしょうか。まず男の子も女の子も共通するポイントは、清潔な印象を与えることです。女の子は髪が顔にかからないよう、リボンや髪飾りで結んであげるとすっきりする上、可愛くアレンジもできます。一方、男の子はムースをつけて髪型を整えると、フォーマル感が出ておすすめです。とは言え、特に寝癖などが無ければ普段通りの髪型でも問題はありません。
買うのがもったいならレンタルもできる
子供はすぐに体が大きくなるので、結婚式用にフォーマルを買い揃えてもすぐにサイズが変わり、着られなくなる場合もあります。フォーマルの服装自体、それほど頻繁に着る機会があるものでもないでしょう。一通り揃えてもあっという間にサイズアウトでは、勿体ない気もしてしまいますよね。そこで、フォーマルな子供服をレンタルするという方法もおすすめです。
レンタルを利用すれば、購入よりもかなり安い料金で、おしゃれなフォーマル服を借りることができます。レンタルサービスによっては、様々なデザインの服や小物などが用意されているので、選ぶ楽しみも味わえます。
さらに、使用後はクリーニング不要で返却できるサービスが多いのもポイントです。フォーマル服は、クリーニングに出したり、カビや虫食いなどで服が傷まないようお手入れしたり、管理する手間がかかります。しかし、レンタルを利用すれば、使用するときに借り、使い終わったら返せば良いので、洋服の管理も不要で非常にお手軽です。
ドレスレンタルCariruでは大人用のドレス以外にもキッズフォーマルのレンタルをしています。男の子用にスーツセット、女の子用にはワンピースやドレスなどを取り扱っています。
子供たちの服をレンタルするのと一緒にママのドレスも一緒にレンタルしてみるのもおすすめです。
結婚式当日に気をつけたいこと
結婚式当日も、色々なことを意識しておく必要があります。そこで、ドレスの色・会場でのぐずり・食事の食べこぼしといった、代表的な注意点についてそれぞれ解説していきます。
白いドレスは基本的にNG
まず気を付けたいのが服装の色です。白は花嫁がまとう特別な色なので、結婚式の出席者は着用を控えるのがマナーです。真っ白はもちろん、薄いシャンパンゴールドや薄いベージュなどは、ドレスによっては白に近く見えてしまうものもあるでしょう。このような白に見間違うような色も避けた方が無難です。
ただし、子供の場合は大人に比べるとやや服装マナーが緩和されることもあり、大人であればNGの白い服も、子供であればOKと判断される場合もあります。
もし判断に迷ったときは、そのまま自己判断で当日を迎えるよりも、花嫁花婿に相談すると良いでしょう。なお、フラワーガールやリングボーイなどをお願いされている場合は、新郎新婦の周りでするお仕事なので、新郎新婦の服装と調和を考えることも必要です。そういった役をする子供のドレスを考える際は、花嫁花婿と打ち合わせておくのが良いでしょう。
子供が泣いたりしたらすぐに退席する
子供と一緒に結婚式に出席する場合、最も不安なのは、子供が結婚式の途中で泣いたりしないかどうかではないでしょうか。子供は年齢によっては、結婚式の間静かにしているということを理解できないため、自分が退屈を感じたり、遊びたくなったりすると、泣き始める可能性もあります。
基本的に、子供が泣きかけたりぐずり出したりしたら、早めに退出しましょう。式の間に入退席を繰り返して申し訳ないと思うかもしれませんが、子供の泣き声で騒がしくする方が周りに負担がかかります。子供連れは頻繁な出入りもある程度仕方がありません。
むしろ、そのまま放置していることの方が問題です。子供の様子を見ながら、泣きそうなタイミングにはさっと退出できるよう気を付けて過ごしましょう。
食べこぼしなどの汚れ対策も忘れずに
結婚式のテーブルに座りながら会食をしているとき、子供が食べこぼしをしてしまうことも予想できます。普段着を着てのいつもの食事と異なり、おめかしをしているため、服に汚れてしまわないか、ヒヤヒヤするかもしれません。素敵な一張羅が食べこぼしなどで台無しにならないように、食事エプロンや念のための汚れ落としなどを持っていくと安心です。
また、式ではいつもと異なるテーブルや椅子、カトラリーでの食事となるため普段はしない粗相なども考えられます。ある程度失敗することは仕方がないととらえ、失敗しても最小限の範囲で食い止められるよう対処した方が良いでしょう。
子供と一緒に衣装選びを楽しもう!
結婚式に子供を連れて行くことはNG行為ではありません。華やかな結婚式に出席する気分を盛り上げるために子供と一緒に衣装選びを楽しむこともおすすめです。なお、ネットのドレスレンタル専門店なら、わざわざ店舗へ出向いて洋服選びをする手間を省き、スマホやPCを使って自宅で簡単に子供と衣装選びができます。他にも色々なメリットがあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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