結婚式の幸せな雰囲気に包まれると、知らない男女でも和やかに会話が弾みます。合コンのつもりで来ているわけではないけど、素敵な人がいたらいいなぁと頭の隅にちょっとだけあったりしますよね。しかも、結婚式に集まるのは大事な友人が認めた人の友人。知らない人と出会うよりちょっと安心感があります。では、実際に結婚式にお呼ばれしてカップルになった人はいるのでしょうか?
今回は筆者のまわりで結婚式をきっかけにカップルになった実例を3つ紹介します。
ケース1:二次会で意気投合して…
よくあるのは二次会で話が盛り上がってお付き合いに発展するというパターン。私の友人(女性)の場合は、男性が披露宴の時から目をつけていたらしく、二次会で声を掛けられたことがきっかけで交際がスタートしました。順調に交際を進め、今では、無事ゴールインしました。
もし、二次会で仲良くなりそびれたとしても今はSNSでつながることができるので、継続してコンタクトをとることも簡単になりました。
SNSでやりとりをして徐々に相手を知ることが出来ると、やはり交際に発展する確率が上がるようです。
しかし、気をつけたいのが結婚式や二次会で全く話していないのにSNSで連絡をとること。相手によっては大きな不信感を抱き、そのことが新郎新婦の耳に入って友人関係にヒビが入ってしまうことも。結婚式でどうしても気になる人がいて話しかけることができないなら、新郎新婦に相談して仲介してもらうのがおすすめです。
ケース2:二次会の幹事をして…
二次会の幹事はお店の予約やゲームの準備など苦労もありますが、ちょっとした恩恵もあります。
例えば式場から二次会会場への案内を頼まれるケース。会場までの道がわからなかった女性が新郎新婦に相談。新郎新婦は二次会の幹事(男性)に、彼女の連絡先を渡して案内を頼みました。無事合流し、助け合ったことで信頼感が生まれ、後日交際に発展…なんてことも。
そもそも幹事を頼まれるのは、新郎新婦に信頼されてこそ。その時点で他の人よりも印象が良いですよね。周りに誠実に生きている人は、いつか巡り巡って小さな幸せが訪れるものです。
ケース3:結婚式に参加した友人の紹介で…
結婚式の出会いと書きましたが、実は結婚式に参加していなくてもあるんです。
新郎新婦の2人は、信頼の厚い友人(男性)に女性を紹介したいと考えていました。ですが、参加者の女性ほとんどが彼氏持ちや既婚者。そのことを招待客の1人に何気なく相談したところ、その招待客が女性を紹介することになった、という例もあります。
実は紹介をした招待客は私。二次会での男性の優しい立ち振る舞いをみて、友人と波長が合うのでは、と感じたのです。
2人は順調に交際して、出会いとなった友人の結婚式から2年後に結婚しました。
どこでチャンスが巡ってくるか、どこでキューピッドになれるか、分からないですよね。
どの事例を見ても、結婚式で出会いのチャンスがあるのは新郎新婦を含めて周りから信頼されている人。友人に信頼されて役割をまかせてもらったり、声をかけるならこの人!と一番に頭に思い浮かぶ人にチャンスが巡ってくるようです。
結婚式の出会いは、いつもちょっとだけ損していた縁の下の力持ちが輝ける場なのかもしれません。